2010年05月27日

ランドナーは大人の乗り物?

ランドナーは「大人の乗り物」的な表現を何度か目にしたり耳にした事がありますが、これは解釈が難しい。

以前ランドナーが全盛期だった頃、ランドナーで走り回っていて、今も乗っている人の方が年齢を重ねて大人になったのか

それとも精神的な「大人」が乗るものなのか?・・・・

はたまた、道具の売り文句としてのいわゆる「大人の・・・」というヤツなのかw



ここ最近、一緒に自転車の活動をしている人以外の方と自転車の話をする機会が何度かありました。

特にそういう展開に持ち込んでいるワケではありませんが、ランドナーの話になると

「ランドナーには興味はあっても敷居が高い」

という意見もあったりしました。

これは何となく理解できます。


私も、ここ数年また自転車の乗る機会が増えて、昔乗っていた「ランドナー」を購入するまであちこち寄り道をしながら、いろいろと煮詰まってやっと購入したのだし、ランドナーを購入した時の理由は

「贅沢をしたいから」

であったw

このことは購入のプロローグで以前書いておりますが、金銭的に高級ランドナーを欲しいという事ではなく、今の事情ならランドナーでなくても他にある手持ちの自転車で行けるであろうツーリングに、わざわざランドンナーで行きたい! それも年に数える程度であってもという贅沢です。


よく「旅行用自転車」と定義されるランドナーではありますが、人によって旅行、あるいは旅はひとそれぞれで、1週間程度の旅行にプラっと行ける人もいれば、2泊3日の旅行でもなかなか行けず、その機会を楽しみにしている人もいる。

ランドナーが旅行用自転車だとしてもその使われ方はイロイロであっていいと思う。
ロードレーサーやピストのように「速く走りきる」事が至上命題である自転車より存在が曖昧なのだw

結局は自転車というカテゴリーからは飛び出るものではないのだから、ランドナーは「こういう使われ方をするべきだ」とか、「こういうスタイルでなければならない」と決め付けるのもったいないという気がする。

私の場合「概ねこんなカタチの自転車」を便宜上ランドナーと呼んでいるだけであって、別に私の自転車が正式にランドナーに分類されなくても全く問題はない。
ようは旅気分で乗れる自転車でそれが私にとってはランドナーだったりするのである。

いろんな自転車の一つの選択と気軽に考えればランドナーへの敷居はグッと低く・・・・という事ではないのだと思いますw

現実的には優先順位の話で、置き場所、購入資金、乗車頻度、これらを考えると、ランドナーは「敷居が高い」→「優先順位が低い」と考えざるを得ない。
何せ現代の700Cロードバイクは選択肢の幅も広いし、今の世の中では充分過ぎる活動範囲が確保出来るのだから。
私自身も自転車趣味の中でもランドナーはとびきりの「贅沢」品として入手してるので、そういう事だったのでしょうw



さて、「大人の乗り物」の話です。

一般的には「大人の道具」と言うと、

ちょっと値段は張るけどそれほど押し出しの強くない存在で、粋でカッコいい拘りの道具みたいなモノを想像してしまうのですが、ランドナーはそういう面もあるのでしょうか。

これは私の全くの個人的な意見なのですが、ランドナーは青少年の乗り物でいいと思っていますw

基本的には、自転車の存在が前に出る事はなく、旅行・旅をするための道具・手段として自転車が選ばれた、もしくはこんな自転車乗って旅行に行きたいな・・・が先であって、自転車本体が主役では無いと。

もっとも私の場合もランドナー主役で、後付けで出かけてるのは否めないですけどw

また、実際にランドナーに乗らない方からすると、ランドナーというと骨董品的な扱いで旧い昔のパーツを取り付けてピカピカに磨いて基本的に家中に鎮座してるモノ、的なイメージを持たれている方もいると思うし、実際そういう自転車も存在するのでしょけれど、それはそういう方もいるし私自信も、最初から年に数回しか乗るつもりが無いで組んだ旧いロードもあり、そういう気持ちも判らなくはないので、これはこれで否定する気も全くありません。

しかし、ランドナーを愛でているようなそういう大人?も、かつては多少自転車はボロくてもまず出かけたい!という気持ちでランドナーにまたがり、あちこちを走り回っていた方が多かったのではないかなと。。。

それが段々と、いいパーツ、いい自転車ならもっと気持ちよく軽快に走れるかな?とか、壊れないで遠くまでいけるかな? と考えて、自転車そのものに興味が移行していった場合も多いのではないかな・・・と考えたりするのです。

となると原点にある、「自転車に乗りたい」「自転車で遠くまで行ってみたい」という気持ちは、大人の感覚というよりは青少年のソレに近い気がするのですw
逆に言えば年齢的には充分過ぎる大人であってもそういう気もちは青少年の頃と変わらないと。


旅行用自転車(と分類されるモノ)を敢えて旅行に使わないというが大人の楽しみ方とするなら、それは競技用自転車で散歩するのもある意味同じで、乗り方が大人?なのであって、乗り物は一次的な要素ではないと思ったりもします。

私はランドナーは大人の気持ちは捨てて、若者だった頃のように乗りたいです!

知らない道を走ったり、日常ではなかなか訪れる事の無い場所を自転車で行く機会がればそれはランドナーでワクワクしながら走りたい。
そしてそれは青少年の頃にそういう気持ちで出かけていた(今思うと非常に近い場所であっても)気持ちと全く変わらない気持ちがある・・・という意味で、「青少年の乗り物」という解釈をしているのであります。

でも今度は大人の事情でなかなか乗れなかったりもしてますが^^;



大人の乗り物なのか、青少年の乗り物なのかも、所詮は慣用的表現に過ぎず結局は同じ事を言いたいのかもしれませんし、別にどっちでも構わないのかもしれません。

「大人(でも若い気持ちで乗れる)の乗り物」なのですから。
posted by 赤いワニガメ at 01:33| Comment(11) | TrackBack(0) | ランドナー・スポルティーフあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「大人の気持ちは捨てて、若者だった頃のように乗りたいです」

まさに私はこれです。子供の頃にランドナーでのツーリングに憧れており、それが実現できませんでした。

今になってランドナーを手に入れましたが、これに跨ると子供の頃の憧れを思い出して辛いツーリングでも頑張って走ろうという気持ちになります。
そして多少無茶な事もやってしまおうという冒険心も起きます。

でも、ロードだと不思議にそこまでの気持ちの高揚感は感じないのです。

私にとってランドナーは、少年の頃に戻れる乗り物だと私は思っています
Posted by あか at 2010年05月27日 10:21
>>あかさん

駄文、それも長いwを読んでいただきまずありがとうございます(笑)

ランドナーに限らず私の自転車は基本的にそういう乗り物ですね。

MTBでドロだらけになるのも楽しいんですよwww
なので、いつも林道の水溜りでも気にせず突入してます^^;

ランドナーは少しの冒険心を持って見栄を張らずにこれからも乗りたいですね!
またお付き合いよろしくお願いします!


Posted by ワニガメ at 2010年05月27日 12:43
共感しております。

中学時代の友人が、当時ユーラシアでツーリングに行っていたのを横目で見ていました。

今になって、その時の思いが実現しましたが、残念ながら大人としての制約があり、あの頃のように自由にツーリングとは行かないところもあります。

ランドナーは自由への憧れと、あかさん同様、少年時代に帰れる乗り物と思います。
Posted by たぐ at 2010年05月27日 18:18
初めまして。 時々 拝見させていただきました。
なんでかというと、まさにランドナーを懐かしくて40歳過ぎてわざわざ買ったんです。 只今49歳。 もう10年前になんで今時、なかなか売ってないランドナーを買ったかというとやっぱり中学生の頃の郷愁なんだろうと思います。今乗ってみるとクロスかMTBタイプが良かったかな〜って思いますが… ドロップハンドルが
街中や普段に乗るのにはどうも不向き… だからハンドルだけバーハンドルに変えたもんか…でもそれだと ランドナーの美しさが損なわれるし… 
Posted by ねのひがま at 2010年05月27日 22:29
>>たぐーさん

こんにちは!

私が自転車に乗る時はいつもワクワク気分で、ランドナーに限った事でもないんですけどね^^;

でもランドナーはやはり他の自転車より少し10代の頃に自転車に乗ってた気分に近いカタチで乗れるかもしれませんw

なかなかあの頃のように自由な時間もありませんが、でも乗る時は自由な気分を味わいましょう!
Posted by ワニガメ at 2010年05月27日 22:30
>>ねのひがまさん

こんにちは!はじめまして。

ランドナーお乗りですか!いいですね。

ドロップハンドル、街中で使うにもいいと思ってます。
フラットバーより幅が狭いので取り回しも楽じゃないですか(笑)

私はMTB以外は全部ドロップバーでちょっとした街乗りも全てこれです。

でも、ランドナーをフラットバーにするのであればそれも悪くないと思いますよ。
人それぞれに、乗りやすさ、扱いやすさがあると思いますし、見た目も個性があった方がいいです。
ランドナーはこういうのが美しいという概念よりは、個性的な魅力もあると思ってます。

Posted by ワニガメ at 2010年05月27日 22:38
この記事、いいですね!

ワニガメさんのランドナーに対する心情がよく伝わります。とても親近感が湧きました。

私奴もランドナーにはなんか故郷感がありますから…。
最近、ランドナーに関する本も出てきているのがなんとなく嬉しい。
Posted by 片瀬山 at 2010年05月28日 06:34
>>片瀬山さん

こんにちは!

片瀬山さんにお褒めいただけるは嬉しいです。

「故郷感」いい言葉ですね!

ランドナーを再び購入する時は、まさにその言葉通りの気持ちが多かったような気もします。

でも今はちょっと違う気持ちかもしれません。
故郷はまた住みはじめれば、すぐに馴染んでしまってとくに故郷と感じなくなるからかもしれません(笑)

今は、ツーリングやキャンプの「道具」とし考えている方が圧倒的に多いかもです^^;
それもかなりお気に入りの道具として。
Posted by ワニガメ at 2010年05月28日 09:56
私にとってランドナーは”地球と会話する乗り物”かなあ。
山に入るにはそれなりの礼儀というものがあるし、自然の中を走っていると木や花や虫や石なんかと話をします。勿論、自転車とも会話をしながら走ります。頭がおかしくなったのではなく、そういう心境にランドナーはガイドしてくれます。ちょっと宮崎駿ワールドのようです。
Posted by タケちゃん at 2010年05月31日 19:23
こんにちは。
mikeと申します。

素敵な記事に読み入ってしまいました。
私も40半ばですが、高校1年の時に父親に無理を言って買ってもらったランドナーをいまだに大事にしています。ずっと乗り続けているかというとそううでも無く、時々ふと無性に乗りたくなるときがあるのです。
整備したりハンドルを握ってみると若い頃のいろんな思い出が湧き出てきて楽しくて仕方ありません。
ランドナーにはそんな魅力があるような気がします。
時々立ち寄らせてください。
よろしくお願いします。
Posted by mike at 2010年05月31日 23:14
>>タケちゃんさん

いつもどうもです!

地球と会話ですか。私も地球は好きです。
私も自転車と会話しますよw
それっておかしくなくて、ソロの時は多分皆さんやってるんじゃないかと(笑)

確かに「山に入る礼儀」というのは必要ですね。
私も山に入るのは少なくない方なので、もう一度よくその辺りを考えてみます。
もちろん一般マナーは当然守りますが、それ以上に「自然への礼節」という意味を。


>>mikeさん

こんにちは!はじめまして。

同世代ですね。素敵な記事とは恐れいります。
まだ当時のランドナーお乗りですか!それは羨ましいです。
私のは事故ってしまい・・・・

定期的に更新できておりませんし、いつもはもっと下らない記事が多いのですがぜひまたお寄りくださいませ。

Posted by ワニガメ at 2010年06月01日 00:16
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