2011年05月18日

百戦危うからず

敵を知り己を知らば百戦危うからず

孫子の兵法でも有名な一節です。

さて、このブログ的にこんな一節で何を言いたいのでしょうw

自転車競技に目覚めて、何かを語らんや・・・

てな事じゃありませんw

あくまでランドナーの話^^;

昔は「旅の自転車」と言えば、ランドナーが代表的な自転車だった時代がありました。
ランドナーの起源的な話になるとまた違う事にもなるんでしょうけど、概ね日本でランドナーが全盛期だった頃は「ランドナー=旅行用自転車」みたいな感じだったという理解でいいんでないかと思っているわけです。

今はどうも、旅用自転車とかツーリングバイクといえば“コレ”みたいな自転車は無いような気もします。
まぁどんな自転車で旅に出てもいいのですからもっともな話です。

これは旅用自転車にだけ言える話ではなくて、ランドナー全盛時代の頃というのはなんとなく日本人の価値観とかブームとかそういうのが今より画一的だったという事もあるのではないかと思っております。

いろんな自転車乗りがいて、いろんな旅人がいて、いろんな自転車があってそれでいいのです。

しかしながら、ランドナーを推したいこのブログではそうはいかんのです(笑)

旅用自転車に求められるのは、ある部分で尖がった性能に秀でた各種競技車とは違い、もっとオールマイティーで丈夫で汎用性がある事なのかなぁといつも思っております。
そう考えると、きちんと作られた一般車(いわゆるママチャリ)なんかひょっとしたら旅車としてはとても優秀だったりするとも考えております。
とは言いましても、やはり長く乗るにはある程度軽快に走って欲しいわけで、「ランドナー」のご登場となるワケです。

あれ・・・ランドナーはロードレーサーよりもママチャリに近いのかもしれませんね(笑)
道具としての趣味性とかもありますから、さすがに「何でもいい」とはいいませんが、やはりより適した自転車というのはあるのだと思います。
そんな中でもツーリング車のスタイルとして今は“コレ”と言った自転車のスタイルが無いという感じです。
一時期MTBベースの自転車がランドナーの次世代ツーリング車になりそうでしたがMTBブームも一段落してから、その手の時点車も減ってきた気もします。

ここでもう一度旅用自転車とかツーリングバイクには求められる条件を考えてみると、
・より広範囲な場所で乗れる事
・ある程度軽快に走る事/乗っていて疲れが少ない事
・丈夫である事
・仕様に汎用性がある事
・旅気分が味わえる事 #これは自転車趣味の部分ですかね。
・・・・

と言った感じでしょうか。

私の主観では、ランドナーについては今でも充分これらの条件を満たしていて優秀な旅用自転車だと思ってります。ちょっとしたツーリングレベルで旅してませんけどね(汗)

太いタイヤでON/OFF走行できるし、走り出してさえしまえばロードバイクに準じる速度でも走る事もできます(平地なら)。丈夫さはまぁ鉄ですから鉄なりに丈夫でしょう。雰囲気はもういう事ありません(笑)
という感じで今でも旅用自転車の選択肢と最右翼と言ってもいいのではなかと。
ただし、走行においては重要部品で消耗品でもタイヤの仕様だけを除いて。。。

ランドナーだからといってタイヤの規格を決め付ける事もないですけど、650Bだとすればもうこれは汎用的とは言えません。650Aであれば緊急的に一般車のタイヤを使う事もできますけど、ちゃんとしたタイヤの選択肢は少ないうえに、たいがいの自転車ホップでも取り寄せ品です。
ランドナーが復権しきれない大きな理由の一つとしてやはりこのタイヤの問題は大きいと思っております。
そこで26HEのMTBベース車の登場となったのかもしれませんが、最近ネット上で「ツーリング用自転車」なんてのをあれこれ調べると、どうも700Cが出てくる事が多いのです。
これからは700Cがメインになってくるのかなと。



さてさて前置きは長くなりましたw

Speciale-CX.jpg


先日より新たな自転車を1台投入しましたw

ツーリングを強く意識したシクロクロス風の700C自転車です。

完成車名称もCXとなっているので、シクロクロス用自転車路線だとは思いますが、純シクロクロスレーサーではなく、盛りだくさんなダボ等を見ると長期ツーリングも強く意識していると思われます。

という事で「シクロクロス風ツーリング車」と思っておりますw

シクロクロス用自転車は以前から欲しかったのですが、シクロクロスに出るためではなく、オールマイティーな自転車という事で欲しいを思っていました。まぁランドナーもそうなんですけどねw

でも、舗装路はロードがあるし、未舗装はMTBがあるし、キャンプにはランドナーがあるし「手に入れても乗らないだろう」と踏みとどまっておりましたが、今回お得な価格で手に入る事にもなり入手したワケです。

タイヤは35Cが余裕で入っておりましてタイヤにもよりますが38Cもいけそうです。
これで大型の林道を2度ほど走ってダートでの走行、他にも河原とか自宅付近のダート込みコースとかを走っておりまして、その感想。

いやぁ、ちょっと困りました。走行の範囲がかなりの部分でランドナーと被るのですw
それぞれの今の仕様にもよりますが、いろんな部分でこちらの方自転車遊びの道具としていいと思ってしまう場合があるのです(笑)

私としては「ランドナーは趣味性としての選択だけでなくツーリング車としてベスト」という流れであって欲しいのですがw、この自転車に乗っていると「ムムム・・・」と感じてしまうのですw

あくまで1日単位で乗って楽しんで、という感想ですから旅車としてどうのという事ではありませし、仕様の問題もありますが未舗装路、特に下りの走行は昔乗っていたフロントリジッドのMTBを思い出すレベル。
舗装路でも履いているセンターリッジタイヤのおかげもありなかなか優秀。ロードのように速くは走りませんがツーリングスピードならMTBに履いてるようなブロックタイヤのような抵抗感もありません。

自分は経験ありませんが、ランドナーを改造したパスハンターなんてのはこんな自転車だったのかもしれません。

仕様上でランドナーとの大きな違いは、まずはドロヨケでしょう。
ドロヨケは大きなメリットとマイナス部分がある思うのですが、この自転車に関してはドロヨケが無いというメリットがランドナーに較べると大きいようです。


まだ乗り始めたばかりでなんとも言えませんが、ドロヨケが無いという点でランドナーとは違うオールマイティーな自転車と言う印象です。
フレームの仕様としてはドロヨケの装着できそうですがこの自転車はドロヨケの無いメリットを受ける方の自転車というところでしょう。

いろんな意味で非常に手ごろな自転車でもあり今後乗る機会が多そうです。

趣味や嗜好の問題でランドナーはあくまでランドナーですが、活躍シーンでは強力なライバル登場というところです。
posted by 赤いワニガメ at 02:09| Comment(12) | TrackBack(0) | ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
比較にも例えにもならないかも知れませんが、その昔・・・
丸石ロードエース(ロードマンみたいな丸石版)を改造して
行き、リムもハブも軽合化し、クイックにした状況で、
タイヤはそのまま26×1 3/8 いわゆる ハチサン のまま
思い切ってドロヨケを外して暫く乗っていた事がありました。
やがて、IRCから700×25Cが出ると、それ用のホイールも
あつらえて嵌めて喜んでいました。
当時は、単にロードへの憧れからそうしていたのですが
今考えるとフロントフォークのキャスターアングルといい
ランドナーバーといい、純粋ロードより、ツーリングでは
遥かに安定感があり、直進性も抜群で乗りやすく、豊富な
ダボは、有事の際に いつでもドロヨケが付けられるという
決定的な利点を含んでおりました。ストレートドロップ
アウトエンドであった事も、扱いの簡便さに貢献していましたし
当時の自分も、「このチャリ、万能だ。」って思っていました。
また、クランク周りに手を付けなかった事が、むしろ幸いして
アウター48Tの栄の鉄製チェーンホイールは、今で言う 究極の
コンパクトクランク・ミッションで、「アウターはお飾り」
では決してありませんでした。
少年時代の僕が自転車を学んだ非常に有意義な一台でした。
Posted by ドロヨケ at 2011年05月18日 08:38
自分の名前を ドロヨケ にしてしまってました・・・(汗
長文失礼しました。
Posted by 齋藤電鉄ryu at 2011年05月18日 08:42
ドロヨケさん、こんにちは!(笑)

ロードマンクラスの自転車のドロヨケを外して・・・
よく見かけた仕様でしたねw

この自転車はフロントに50-34を付けているのですが、出来れば46-32くらいにしたいと思っています。そうするともっと便利になりそうだなぁと。

いずれにせよ、特化した部分は無いもののかなり便利な自転車で、私の自転車の遊び方ですとこれ1台でもいけちゃうかもしれません(笑)
Posted by ワニガメ at 2011年05月18日 09:22
はじめましてこんにちは。
私も同じような感じのもので、surlyのクロスチェックで遊んでます。
シクロクロスというよりはツーリング車と思います。
色はもう少しク○?っぽい不人気色みたいですw
ランドナーも候補だったのですが、こちらで良かったと感じています。
タイヤを細くしたり太くしたり気まぐれで乗ってます。
できるだけ安部品で組んであるのですがいい遊び道具になっています。

見た感じも用途も似てるので思わずレスしてしまいました。
今後とも宜しくお願い致します。
Posted by Yamaoka at 2011年05月18日 23:34
ランドナーと言う名称に憧れや拘りが有る場合を除けば実際に旅に出る時の選択肢は違う車種を選ぶ事も十分に考えられますね、たとえば自転車雑誌にたびたび登場されるモデルの山下晃和さんと言う方は最近はご自身でプロデュースされた旅自転車ですが少し前までグランドソノマでしたからね、グランドソノマは金額的にも割安でその自転車で世界を旅されていたので性能的にも十分だったのでしょう。
”ランドナーから旅”を考える時と”旅から道具として自転車”を考える時の思考回路は似ているようで別物なんでしょうね。
そして、旅を考えて自転車を選択する条件を書き出して現行で手に入る自転車を考えた時にはシクロクロス的な自転車に辿りつく事は当然の流れの様な気がします。
ちなみにMASIのCX以前ビーパルでも旅系の自転車として紹介されていましたね。
ランドナーと言う名前に”カッコイイ”と思ってしまう自分も、車種に”拘らない事に対するカッコ良さ”を感じる自分も居ます。
アスファルト以外も進める自転車としての機動力・距離・非常時の部品入手も期待しやすいですよね。
思いっきり”敵”を知っちゃって下さい。
レポ楽しみです!

Posted by jam at 2011年05月19日 10:53
>>Yamaokaさん

こんにちは、はじめまして!

クロスチェックも候補だったのですが、結局コレになりました。
こういう自転車は便利ですね!

でもランドナーもいいですよ(笑)
特にこのブログ的にはランドナー応援なもんで^^;

>>jamさん

こんにちは!

グランドソノマもいい自転車だと思います。
私の場合、アレコレ試してみてるでw、こういうアルミ中途半端な自転車に思い切り乗るカッコ良さは無いんですけど^^;、でもこういう自転車ももっと評価されるべきだと思います。
キャリアもあちこちに付く仕様なのでw、旅は難しいですが1泊程度のツーリングはしてみたいと思っています。
Posted by ワニガメ at 2011年05月19日 16:36
普段のツーリングをメインで考えると、シクロ風ツーリング車のほうが輪行もしやすいし、取り扱いも楽で良いかもしれませんね。というか、普段のツーリングだけでなくポタや街乗りなどにおいても(^^;

ただのんびりゆっくり走るという点においてはランドナーに分があるような気がします。ゆったりペースで適当にいろいろな場所に寄り道をしながらというときはランドナーのほうが向いている気がします。

あと出かける場所によっても違うかもしれませんね。たとえば同じダートでもハードな大規模林道みたいな場所はシクロ風ツーリングのほうが様になる気がしますが、昔からの古道やこじんまりとした峠道なんかはやはりランドナーが様になるような気がします。

ま、でもいろいろと被さるところは実際多いですよね。どっちか1台となると大変難しいです(^^;
Posted by yuzito at 2011年05月21日 13:20
yuzitoさん

こんにちは!

走行の向き、不向き・・とまでいかないでも、どっちに分があるかとなると、仕様の問題なのかなぁと思いはじめています。

タイヤとドロヨケの有無が大きな仕様の差で、まさにそこに走行の得意分野がちょっとだけ違うのかなと。

のんびり走るにはランドナータイヤの方がいいし、ダート主体ならセンターサイドにブロックのあるセンターリッジで雨がなければドロヨケが無い方が思い切り走れる・・・のかなぁと。

でもランドナーファンとしては、あのランドナー独特の雰囲気はユニークなもので他には無いものですものねw

あとバッグはランドナーの方が似合いますね^^;
Posted by ワニガメ at 2011年05月21日 13:53
ご教示頂きたい事があります。
例の 「お気楽ロード」 の件ですが
僕のも 一応出来上がりました。
ただ、先日の試走で やっぱり トリプル化しようと
思っております。
そこで、
ワニガメさんのを そっくりパクらせて頂きたいのですが

@ BB68mmですが、カートリッジなら どの銘柄ご使用ですか。
A クランクセットは スギノ のように見えますが
  参考までに 三枚の 歯数を・・・
B RDは、手持ちの600EXロングで行こうと思いますが、FDは
  僕の旧デュラでも キャパ足りるでしょうか。

「真似すんじゃねえ。」 と おっしゃらず、そこは 是非
「サイクリストの情け?」 で お教え頂ければ幸いです。http://ameblo.jp/ryushi-s/ 
Posted by 齋藤電鉄ryu at 2011年05月22日 16:25
齋藤電鉄ryuさん

こんばんは!
これはこえは光栄ですw
真似なんて思いませんよ!
おこがましい話ですが、このお気楽ロードや今回のシクロ風wなんかは、他のサイクリストの方の参考になれば・・・という気持ちでここに載せてます。
ぜひどうぞどうぞです!
ついでに、フロントローサイドのバッグもいきましょう!(爆)

1:BB
ワタシのはレコードのトリプルなんですよ。
実は、カンパのコンプトリプルを買おうと思って探していたんですが、レコードのトリプルが案外安かったので買っちゃったんです。
ところがレコードのトリプルは正式に左右非対称BBが必要、コーラスかレコードのBBが必要でコーラスを使ってます。なので結局安くなかったですwww
その他の自転車でJIS四角テーパーのカートリッジBBはTANGE LN7922 をメインにしています。
MTBはEタイプディレーラーなんでそれようのBBが必要なのでこれだけ違いますね。

2:トリプル歯数
50-40-30です。
お気楽仕様なので、アウター小さい方を選びました。
ぶっちゃけ、48-38-28でもいいと思ってますが、カンパクランクを選んだので50-40-30になってます。

3:キャパ
これは考え方によると思うのですが、トリプルで
インナーxトップ
アウターxロー
までカバーする必要があるでしょうか?
私のはリヤのスプロケによってはメーカー推奨よりキャパオーバーになります。ミドルケージにしているので。
私はインナーxトップ(から2枚)は使わないと決めているので、キャパはそれで計算していますし、チェーン長もそれで決めています。
他自転車もだいたいチェーンは「短めより長め」で組んでいます。
これは賛否両論と思いますが、自分なりの考えです。

齋藤電鉄ryuさんならキャパも含めてご自分のご経験でここいらは自分なりの考え方で組めるじゃないでしょうか。

あまり大したご説明はできませんが、私ごときでよろしければ、「こうやってます」というのはいくらでもお話できますwww

Posted by ワニガメ at 2011年05月23日 01:36
ありがとうございました。^^

ぼちぼち、現物合わせも含めて やってみようと思います。

凄く参考になりました〜。
Posted by 齋藤電鉄ryu at 2011年05月23日 07:47
齋藤電鉄ryuさん

どういたしまして

参考になれば幸いです。

ちなみに、前ギヤ板の歯数については近日中に別記事書く予定です。
Posted by ワニガメ at 2011年05月23日 12:04
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