2007年09月08日

ツーリング車

ランドナー/スポルティーフに気を取られていて、最近の自転車メーカー各社のラインナップをあまり見ていませんでした。

これまでもMTBやクロスバイクベースの“ツーリング車”という意味の書き込みはしていたものの、自分の興味に引っ掛からず

「ツーリング車を出してるメーカーは少ないな・・・」

と思っていただけでした。

しかし、よくよく見てみると、結構ツーリング系の自転車というのはあるのですね。

それも、MTBやクロスバイクベースと思っていたものが、けしてそうとも言い切れないようです。

なぜ、見落としていたかというと、

自分の潜入観念で、

“ツーリング/サイクリング車”は“スポルティーフ/ランドナー”

と決めてしまっていたからでしょう。
これはマズいです。
“ランドナー復権”を願う以上やはり、現状把握はしないといけません。

そこで、各社のツーリング系統の自転車もWEB上でいろいろ見てみました。

フラットバー、ドロップハンドル。
アルミフレーム、スチールフレーム。
700Cに26HE。
ドロヨケのあるもの、ないもの。

各社“ツーリング向け”としてるものはマチマチのようです。

ただし、概ね共通するのは“スローピングフレーム”である事です。

過去のエントリーで、私が欲しい“ランドナー”像として、

・スチールのダイヤモンド型フレーム
・トップチューブがホリゾンタル
・ランドナーバーのドロップハンドル
そして出来れば
・ホイールが650A(orB)

と述べていました。

もちろん、私が復権を望んでいるランドナーも同じようなものです。

そこで、思いつきました。

ロードバイクと同じであること・・・

私はロードバイクに乗っていますが、ロードバイクについては複数台所有しています。

けして勝負を争うレベルではありませんが、競技形式のイベントなどにもでて雰囲気を楽しんでいます。
雰囲気を楽しむと言っても、自分のできる範囲では少しでも速く走りたい訳ですから、必然的にそれなりの最近の技術と思想を持った自転車にも乗ります。
その自転車はカーボンフレームでありスローピングフレームです。
昨年同じ用途に使っていた自転車はホリゾンタルではあるもののアルミフレームでした。

ところが、レースに使わない、「造形やら趣きにおいて嗜好の範囲で購入した自転車」はスチールのホリゾンタルフレームです。

しかし、ロードバイクの世界でもスチールのホリゾンタルフレームは希な存在で、アルミやカーボンのスローピングフレームの方が圧倒的に多いのです。

速さを競うロードバイクの世界に、スチールのホリゾンタルバイクの復権を願う事は、今のテクノロジーから考えると非常に難しい・・・
#スチールの強度についてはまだまだ可能性があると聞いてはいますが。

もし、今の自転車シーンが移り変わり、ロードバイクブームから多少サイクリング/ツーリング志向の人が増えてきたとしても、残念ながらそれが同時にランドナー/スポルティーフが復権してくる事ではないような気がしてきました。

救いがあるとすれば、今各社が出している“ツーリング”系の自転車がまだスタンダードにはなってないのではないか?と思える事です。
いや、ひょっとしたらこれまで私が見過ごしてきてしまっただけなのかもしれないのですが。

私が考えているような“ランドナー/スポルティーフ”はもう時代の役目を追えて、過去の自転車なのかもしれないと思えてしまう今日の発見(?)でした。

ただし、主観ではあるものの、自分の中で確信している事もあります。

今の“ツーリング系”自転車には美しさや趣きの上では、ランドナー/スポルティーフなどには敵わないと思える事です。
そして、旅をするのに、もっとも合理的な交通手段(道具)ばかりが選ばれる訳ではないと思うのです。

道具が“その気にさせる”という事もありえるとも思っています。

「自転車でツーリングをしよう」という方が、お店に行って自転車を選ぶなら、今市場に出ているツーリング車も充分機能的です。

しかし、

素敵なツーリング車を見て、

「こんな自転車でツーリングに行くのもいいな」

という理由で、自転車の世界に入ってくる方も少なくないはず。
ランドナー/スポルティーフには、そういった魅力があると私は思っています。
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